術後すぐは、暫く目の休憩を行なうために、怪しく薄暗い部屋で目を瞑ってゆっくりと養生します。
しかし、こらえ性の無い私は、この部屋で辺りをチラチラと見ていました。・・・凄い!すでにかなり見えてます!眼鏡なしで景色がしっかりと見えているんです。しかも、眼鏡をかけていたときよりもしっかりとモノが見えています。これは本当に凄いと、今度は嬉しさのあまり、ドキドキしてしまった程でした。
ふと隣を見ると、私よりも先に受けていた方が数名、目を閉じて静養に勤めていました。なのに私ときたら、あちこちきょろきょろと見渡して、壁に貼られているポスターの文字を読んだりと、とにかく落ち着きが無かったように思います。それくらい、「普通に」見えることが嬉しくてたまらなかったのです。
しかし、手術を受けてすぐなので、元に戻したフラップが何かの拍子に取れてしまっては元も子もありません。しばらくはしゃいだ(?)後、ちゃんと椅子に座って目を閉じて静養に努めます。
その後、先に施術を受けた人から順番に呼ばれて、部屋の外へ出て行きます。暫くして、私の名前も呼ばれたので、その暗い部屋から外へ出ます。
「少し眩しく感じるかもしれませんが」と、看護婦さんからの一言も、外にでてみて納得。室内の電気が、かなり眩しく感じます。これは外に出たらもっと眩しく感じるかも・・・。
その後、再度先生に目の状態を見てもらい、無事手術が終了したことを聞いてとりあえずはほっと一安心。謎の防護メガネをもらい、それを装着して待合室に戻ります。この時点で、すでにかなり見えてはいたのですが、さすがに先ほど待合室で見た人のように、雑誌を読もうという気持ちにはなりませんでした(笑)。
その後目薬をもらい、点眼の時間や回数の詳しい説明を受けて、レーシックは全て終了。本当にあっという間の出来事となりました。